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社会人の学び直し 支援の提言案まとまる 2月25日 4時15分
政府の教育再生実行会議は、誰もが学び続けることのできる社会の実現に向けて、大学などで社会人が学び直す際の経済的な支援を充実させることや、子育て中の女性も学ぶことができるよう大学の保育環境を整備することなどを盛り込んだ提言案をまとめました。
提言案では、「急速な経済社会の★変化に応じ、生涯を通じて活躍するには、社会に出たあとも学び続け、新たに必要な知識や技術を身に着けることが求められる」として、大学などを、若者中心から全世代の学びの場へと転換させることを求めています。
そのうえで、大学などで社会人向けの専門的な教育プログラムの提供を進めるほか、社会人が実践的、専門的な講義を受ける際の受講料などへの経済的な支援を充実させるなどとしています。
また、社会人がいったん仕事を離れて学び直したり、仕事と両立させて学んだりすることを容易にするために、どのような支援策が必要なのか、検討するとしています。
このほか提言案には、女性の活躍を支援するため、子育て中の女性も安心して学ぶことができるよう大学の保育環境を整備することや、大学などで、女性の職場復帰や再就職を支援する教育プログラムの提供を進めることなども盛り込まれています。
教育再生実行会議は、来月上旬に正式に提言を取りまとめ、安倍総理大臣に提出することにしています。