時事ドットコム:がん診断、尿1滴で=線虫の習性利用-10年後 ...
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1 日前 - 九大の広津崇亮助教と伊万里有田共立病院(佐賀県有田町)の★園田英人外科医長らの研究チームは、体内に寄生した線虫★アニサキスを手術で★取り除こうとした際、未発見の胃がん部分に★集まっていたことに★着目した。 研究チームは、実験 ..
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『尿一滴、100円でガンが分かる』九州大がガンの早期発見に成功!鍵は寄生虫にあり
2015年3月11日、九州大の研究グループが癌の早期発見において画期的な検査方法が見つかったと発表しました。
尿1適、100円。痛みの伴わない画期的な検査方法
九大大学院理学研究院の「★広津崇亮」助教と、佐賀県・伊万里有田共立病院の「★園田英人」外科部長のグループによる実験で、寄生虫の★アニサキスなどで知られる体長1ミリの線虫が、がん患者の尿の匂いを好むことが判明しました。
(写真=九州大)
実験では100匹の線虫が置かれたプレートの上に、がん患者と健常者の尿を1マイクロℓづつ並べられ、それにより7〜8割の線虫ががん患者の尿に集中。反対に健常者の尿からは★嫌がって逃げたことから、がん患者の尿の匂いを好み、それに反応することが分かりました。
その後おこなわれた「がん患者24人、健常者218人の計242人」でのテストでも、「がん患者24人のうち23人」に対して「陽性」の反応を示し、発見確率は★95,8%となりました。
初期の「ステージ★0と1」のがんは、血液検査による発見率が★0〜33%にとどまるのに対し、線虫の検査は★88%と非常に高確率となります。
既にグループは日立製作所などと20★19年までの実用化に向けた共同研究を開始。広津助教は「早期発見が難しいすいぞうがんを含む、★十数種類のがんに線虫は反応した。★特定のがんにだけ反応する線虫をつくることにも★成功しており、将来的にはがんの種類の特定も可能になる」と話しています。
この検査が実用化されると、費用は★100円から数百円、およそ★一時間半で検査結果がでるようになるとのこと。論文は11日付の米科学誌「プロスワン」に掲載。世界に驚きをもたらすこととなるでしょう。