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海南・下津港「浮上式津波防波堤」 構造に問題、国が見直し ... www.sankei.com/region/news/140620/rgn1406200066-n1.html 2014/06/20 - 浮上式防波堤は、巨大な鋼管の列が海中からせり上がって壁になり、波を食い止める世界初の防波堤。円柱の鋼管78本を深さ約13メートルの海底に垂直に埋め込み、津波が発生すると、2層構造でピストン状になっている鋼管内に高圧の ..
◆海南・下津港「浮上式津波防波堤」 構造に問題、国が見直し 和歌山
南海トラフ巨大地震などに備え、国土交通省が海南市下津港で建設を進めている「直立浮上式津波防波堤」について、津波発生時に浮上しない可能性があることが分かった。１９日の県議会本会議の一般質問で、石原康弘・県土整備部長が答弁で明らかにした。
浮上式防波堤は、巨大な鋼管の列が海中からせり上がって壁になり、波を食い止める世界初の防波堤。円柱の鋼管７８本を深さ約１３メートルの海底に垂直に埋め込み、津波が発生すると、２層構造でピストン状になっている鋼管内に高圧の空気が送り込まれ、内側の鋼管が１０分以内に海面上約７・５メートルまで浮上する仕組み。長さ約２３０メートルにわたって壁ができる。
国交省の直轄事業として平成★２１年度からスタートし、★３１年の完成を目指しており、総事業費は★２５０億円。このうち、★県が３分の１を負担する。昨年３月には、下津港で想定通りに動くかどうかの確認★試験も行われた。
しかし、２４年８月に内閣府の検討会による南海トラフ巨大地震の津波予測と被害想定が発表され、海南市の最大津波高が★６・７メートルから★８メートルに引き上げられた。新想定を受け、昨年末に開かれた有識者らによる技術検討委員会では、地中部の鋼管が曲がり、防波堤が浮上しない可能性があることが判明。周辺地盤の改良などの追加対策が必要と指摘されたという。
国交省近畿地方整備局は「今のままの構造では問題があり、設計や事業費を含め、今後どうするか検討している」としている。
夢の扉＋｜TBSテレビ www.tbs.co.jp/yumetobi-plus/ ◆TBSテレビ「夢の扉＋」公式サイトです。
日曜よる6時30分～放送！世代を超えた男たちがタッグを組み週替わりでナレーションを担当、TBS報道局が総力をあげておくる日本を元気にするドキュメンタリー番組。
ジャンル：» 土木・建築 » 2015年3月22日放送
TBSニュースバード：3月24日よる11:00～ ナレーターは 中井貴一
杭打ちで世の中に革命を起こせ！
巨大津波でも、“絶対に壊れない”堤防を作れ！
独自の“杭打ち”技術で、防災インフラに革命を起こす！
【技研製作所】 社長／北村精男さん
「最大★32万人が死亡」と想定される、南海トラフ巨大地震。
その津波対策が急がれる高知県で、“絶対に壊れない堤防”を作ろうとしている男がいる。
北村精男、74歳。土木工事で特に重要となる、“杭打ち”の独自技術を駆使して、
既成概念にとらわれない、“いのちを守る堤防”作りに挑む。
杭打ちは、構造物を安定して支えるための基礎。
この道ひと筋50年の北村は、地中深くに打ち込んだ杭を連続して並べて“壁”をつくり、
波の侵入を防ぐという、これまでにない新たな堤防を考案。
その“杭技術”の強固さは、奇しくも、東日本大震災で立証されることとなる―。
今や、国も認めた北村の工法。そのアイデアは、堤防だけにとどまらない。
土砂崩れの防止、災害時の橋の復旧、そして、なんと★垂直の崖に道路をつくる!?【：横くい打ち】 “杭打ち”の技で防災インフラを変えようとする、熱き土佐男に密着。