:低気圧⇒台風より対策怠り⇒被害意外と怖い⇒「爆弾低気圧」
「爆弾低気圧」定義
図1 爆弾低気圧の定義
「爆弾低気圧」とは、急速に発達し、熱帯低気圧並みの風雨をもたらす温帯低気圧のことですが、気象庁では戦争をイメージするなどの理由で「急速に発達する低気圧」と表現しています。世界気象機関(WMO)では、北緯60度に温帯低気圧がある場合は24時間に24ヘクトパスカル(hPa)以上、北緯40度の場合は18ヘクトパスカル以上、中心気圧が低下する温帯低気圧を爆弾低気圧と呼んでいます。強い寒気の南下と強い暖気の北上が重なったときに爆弾低気圧が発生します。
:備忘録:::コンテナ船、強風にあおられ消波ブロックに乗り上げ 2015.12.11 10:01
11日午前3時15分ごろ、和歌山市湊の紀の川河口で、山口県防府市のコンテナ船「つるみ」(499トン)が消波ブロックに乗り上げた。乗組員5人にけがはなく、ヘリコプターで約4時間半後に全員救助された。
和歌山海上保安部によると、乗組員は「強風で流された」と話しているという。コンテナ船は全長約80メートル。船体が左に傾き、積み荷の一部が流出した。
和歌山地方気象台によると、発達しながら移動した低気圧の影響で、和歌山市を含む県北部では同日午前4時半ごろから暴風警報、5時20分ごろから波浪警報を発令。和歌山沖では最大瞬間風速35メートル、波の高さ7.76メートルを記録した。