茨城県知事選 自公推薦の新人 大井川氏が当選
8月28日 5時00分
茨城県知事選挙は27日に投票が行われ、自民党と公明党が推薦する新人の大井川和彦氏が、初めての当選を果たしました。現職の橋本昌氏は、全国最多の7期目を目指しましたが及びませんでした。
茨城県知事選挙の開票結果です。
▽大井川和彦(無所属・新)当選、49万7361票
▽橋本昌(無所属・現)42万7743票
▽鶴田真子美(無所属・新)12万2013票
自民党と公明党が推薦する新人の大井川氏が初めての当選を果たしました。★現職としては全国最多となる7期目を目指した橋本氏は、及びませんでした。
大井川氏は53歳。経済産業省の職員やIT企業の役員、それに動画配信サイトの運営会社の役員を務めました。
選挙戦で、大井川氏は、6期24年務めた現職の多選を批判し、民間の経営感覚を取り入れながら県政の刷新を図ると訴えました。
その結果、推薦を受けた自民党と公明党の支持層に加え、支持政党を持たない無党派層からも一定の支持を集め、初めての当選を果たしました。
大井川氏は「10年先の茨城を見据えた訴えが支持を得たと思う。これからの茨城にとって、人口減少対策が最大の課題で、他の県と横並びではない独自の★輝きのある茨城県をつくりたい。皆さんのエネルギーを感じ、身の引き締まる思いだ」と述べました。
投票率は43.48%で、前回に比べて★11.74ポイント高くなりました。
7回目の当選を逃した現職の橋本昌氏は「必ずやもう一度、知事として働けるものと信じてやってきたが、残念ながら結果は違ってしまった。今後、改めて政治活動をやるということはないと思う」と述べました。
自民 選対委員長「非常によい結果」
自民党の塩谷選挙対策委員長は、党本部で、記者団に対し、「内閣改造や党役員人事のあと最初の大型地方選挙で、全力を挙げて『★何としても勝利を』ということで戦ってきたので、10月に衆議院の補欠選挙も控えている中で非常によい結果だ。今回、自民・公明両党で協力して結果が出たので、より一層協力を強め、国政選挙でも勝利に向けて努力したい」と述べました。
公明 選対委員長「自公協力が勝因」
公明党の斉藤選挙対策委員長は「多選への批判と、自民・公明両党の協力がうまくかみ合ったことが、勝利に大きく貢献した。一方で、謙虚に政権運営をしていこうという態勢が緩んではならず、勝ってかぶとの緒を締めなくてはいけない。自民・公明両党がしっかり協力する態勢を作らないと勝てないことが、今回の選挙でよくわかったので、10月の衆議院の3つの補欠選挙では、そういう態勢をつくっていきたい」とするコメントを出しました。
8月28日 5時00分
茨城県知事選挙は27日に投票が行われ、自民党と公明党が推薦する新人の大井川和彦氏が、初めての当選を果たしました。現職の橋本昌氏は、全国最多の7期目を目指しましたが及びませんでした。
茨城県知事選挙の開票結果です。
▽大井川和彦(無所属・新)当選、49万7361票
▽橋本昌(無所属・現)42万7743票
▽鶴田真子美(無所属・新)12万2013票
自民党と公明党が推薦する新人の大井川氏が初めての当選を果たしました。★現職としては全国最多となる7期目を目指した橋本氏は、及びませんでした。
大井川氏は53歳。経済産業省の職員やIT企業の役員、それに動画配信サイトの運営会社の役員を務めました。
選挙戦で、大井川氏は、6期24年務めた現職の多選を批判し、民間の経営感覚を取り入れながら県政の刷新を図ると訴えました。
その結果、推薦を受けた自民党と公明党の支持層に加え、支持政党を持たない無党派層からも一定の支持を集め、初めての当選を果たしました。
大井川氏は「10年先の茨城を見据えた訴えが支持を得たと思う。これからの茨城にとって、人口減少対策が最大の課題で、他の県と横並びではない独自の★輝きのある茨城県をつくりたい。皆さんのエネルギーを感じ、身の引き締まる思いだ」と述べました。
投票率は43.48%で、前回に比べて★11.74ポイント高くなりました。
7回目の当選を逃した現職の橋本昌氏は「必ずやもう一度、知事として働けるものと信じてやってきたが、残念ながら結果は違ってしまった。今後、改めて政治活動をやるということはないと思う」と述べました。
自民 選対委員長「非常によい結果」
自民党の塩谷選挙対策委員長は、党本部で、記者団に対し、「内閣改造や党役員人事のあと最初の大型地方選挙で、全力を挙げて『★何としても勝利を』ということで戦ってきたので、10月に衆議院の補欠選挙も控えている中で非常によい結果だ。今回、自民・公明両党で協力して結果が出たので、より一層協力を強め、国政選挙でも勝利に向けて努力したい」と述べました。
公明 選対委員長「自公協力が勝因」
公明党の斉藤選挙対策委員長は「多選への批判と、自民・公明両党の協力がうまくかみ合ったことが、勝利に大きく貢献した。一方で、謙虚に政権運営をしていこうという態勢が緩んではならず、勝ってかぶとの緒を締めなくてはいけない。自民・公明両党がしっかり協力する態勢を作らないと勝てないことが、今回の選挙でよくわかったので、10月の衆議院の3つの補欠選挙では、そういう態勢をつくっていきたい」とするコメントを出しました。