<衆院選>比例代表 自公87、半数届かず 小選挙区の恩恵 10/24(火) 21:29配信 毎日新聞【西田進一郎】
289の小選挙区では、自民党は218議席を獲得した。同党の★得票率は★48.2%、議席占有率は★75.4%だった。
衆院選比例代表の議席数と自民党の得票率の推移
今回の衆院選比例代表で自民、公明両党が獲得したのは計87議席と、定数★176の半数に届かなかった。それでも自民党が大勝できたのは、得票率に比べて議席占有率が高くなる小選挙区制の恩恵が大きかったことを裏付けている。
自民党の比例代表は★66議席。比例定数が2014年の前回衆院選から4減されたこともあって、2議席減らした。ただ、得票率は前回(33.1%)と同水準の33.3%で、堅調な戦いぶりだった。
得票率は全11ブロックで首位。中国で39.2%、北陸信越で37.1%と強さをみせた。安倍晋三首相が党総裁に就任した後、3回の衆院選で自民党が得票率を下げたことはない。
公明党は前回の26議席から★21議席に後退。得票率も13.7%から12.5%に★低下した。与党の合計議席は前回は過半数だった。
野党第1党の立憲民主党は37議席で、得票率は19.9%。北海道では自民党に2.4ポイント差まで迫る26.4%で、同党と並んで3議席を獲得した。東京、北関東、南関東、東海でも得票率は20%を超えた。
東海では★5議席を確保できる得票数だったが、★比例代表名簿登載者が不足し、公職選挙法の規定で★1議席が自民に★移った。
希望の党の得票率は17.4%と立憲を★下回った。東北、東海、四国では20%を超えたが、小池百合子代表が都知事を務める東京では17.4%と伸びず、「第3党」にとどまった。
旧民主党は前回35議席だった。その後、旧維新の党と合流して民進党になったため単純には比較できないが、立憲と希望は計69議席で、一定の新党効果はあったといえる。
希望と選挙協力した日本維新の会は得票率6.1%。近畿では18.3%と健闘し、5議席を得た。しかし、3.3%と振るわなかった東京など★7ブロックで議席★ゼロに終わった。
共産党は得票率が前回の11.4%から7.9%へと大きく落ち込み、議席数も20から11に半減した。前回は政権批判票の受け皿になったが、今回は立憲などと★競合し、苦戦を強いられた。
各党の★議席占有率は、自民38%▽立憲21%▽希望18%▽公明12%--など。ほぼ得票率通りの結果になった。
289の小選挙区では、自民党は218議席を獲得した。同党の★得票率は★48.2%、議席占有率は★75.4%だった。
衆院選比例代表の議席数と自民党の得票率の推移
今回の衆院選比例代表で自民、公明両党が獲得したのは計87議席と、定数★176の半数に届かなかった。それでも自民党が大勝できたのは、得票率に比べて議席占有率が高くなる小選挙区制の恩恵が大きかったことを裏付けている。
自民党の比例代表は★66議席。比例定数が2014年の前回衆院選から4減されたこともあって、2議席減らした。ただ、得票率は前回(33.1%)と同水準の33.3%で、堅調な戦いぶりだった。
得票率は全11ブロックで首位。中国で39.2%、北陸信越で37.1%と強さをみせた。安倍晋三首相が党総裁に就任した後、3回の衆院選で自民党が得票率を下げたことはない。
公明党は前回の26議席から★21議席に後退。得票率も13.7%から12.5%に★低下した。与党の合計議席は前回は過半数だった。
野党第1党の立憲民主党は37議席で、得票率は19.9%。北海道では自民党に2.4ポイント差まで迫る26.4%で、同党と並んで3議席を獲得した。東京、北関東、南関東、東海でも得票率は20%を超えた。
東海では★5議席を確保できる得票数だったが、★比例代表名簿登載者が不足し、公職選挙法の規定で★1議席が自民に★移った。
希望の党の得票率は17.4%と立憲を★下回った。東北、東海、四国では20%を超えたが、小池百合子代表が都知事を務める東京では17.4%と伸びず、「第3党」にとどまった。
旧民主党は前回35議席だった。その後、旧維新の党と合流して民進党になったため単純には比較できないが、立憲と希望は計69議席で、一定の新党効果はあったといえる。
希望と選挙協力した日本維新の会は得票率6.1%。近畿では18.3%と健闘し、5議席を得た。しかし、3.3%と振るわなかった東京など★7ブロックで議席★ゼロに終わった。
共産党は得票率が前回の11.4%から7.9%へと大きく落ち込み、議席数も20から11に半減した。前回は政権批判票の受け皿になったが、今回は立憲などと★競合し、苦戦を強いられた。
各党の★議席占有率は、自民38%▽立憲21%▽希望18%▽公明12%--など。ほぼ得票率通りの結果になった。