和歌山県がIR基本構想策定 経済効果や依存症対策
5/8(火) 16:46配信 紀伊民報
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180508-00351552-agara-l30
和歌山県は8日、県内誘致を目指すIR(カジノを含む統合型リゾート施設)について、誘致の必要性や効果、課題対策をまとめた基本構想を発表した。
仁坂吉伸知事が定例記者会見で発表した。この基本構想に賛同するIR業者に対しては、5月下旬から約3カ月間、投資の意向や課題防止対策などの意見を募集する。
県は和歌山市などとともに、同市の和歌山マリーナシティを第1候補地として誘致を目指している。基本構想によると、IRの来場者数は年間で、県内観光客数の1割以上に当たる約400万人と見込む。県の収入については、カジノ施設の売上額からの納付金を210億円、入場料収入を34億円と試算。このほか、建設投資額を約2800億円とみている。
一方、課題と対策についても示している。
県は国が設ける予定の規制に加え、持参した現金が入金できる「IRカード」を発行し、場合に応じてその日使用できる上限を設定▽小、中、高校でギャンブルの危険性を教える予防教育▽ドレスコード設定▽依存症対策専門員を配置し、依存症の恐れがある人に声掛けしたり退場を促す―などの対策も考えている。
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カジノ生かした観光議論 和歌山市内でシンポ
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和歌山県は8日、県内誘致を目指すIR(カジノを含む統合型リゾート施設)について、誘致の必要性や効果、課題対策をまとめた基本構想を発表した。
仁坂吉伸知事が定例記者会見で発表した。この基本構想に賛同するIR業者に対しては、5月下旬から約3カ月間、投資の意向や課題防止対策などの意見を募集する。
県は和歌山市などとともに、同市の和歌山マリーナシティを第1候補地として誘致を目指している。基本構想によると、IRの来場者数は年間で、県内観光客数の1割以上に当たる約400万人と見込む。県の収入については、カジノ施設の売上額からの納付金を210億円、入場料収入を34億円と試算。このほか、建設投資額を約2800億円とみている。
一方、課題と対策についても示している。
県は国が設ける予定の規制に加え、持参した現金が入金できる「IRカード」を発行し、場合に応じてその日使用できる上限を設定▽小、中、高校でギャンブルの危険性を教える予防教育▽ドレスコード設定▽依存症対策専門員を配置し、依存症の恐れがある人に声掛けしたり退場を促す―などの対策も考えている。
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