渡辺代表「個人で使い切った」 選挙費への流用を否定
朝日新聞デジタル 3月27日(木)17時55分配信
自身の借り入れについて釈明する渡辺喜美・みんなの党代表=27日午後4時23分、国会内、越田省吾撮影
みんなの党の渡辺喜美代表(62)が化粧品大手ディーエイチシー(DHC、東京)の吉田嘉明会長(73)から計8億円を借りた問題で、渡辺氏は27日、国会内で会見し、「個人として借りた。違法性の認識は持っていない」と説明した。「きちんと説明するのが私の責任」とも述べ、議員や党の代表を辞任する考えがないことを強調した。
渡辺氏は、吉田氏から2010年の参院選前に3億円、12年の衆院選前に5億円を借りたことを認めた上で、「純粋に個人を応援してくださるお金と理解した。選挙資金や政治資金には使っていない」と話した。
吉田氏が「選挙資金として貸した」と話していることについて、渡辺氏は「うそとは申し上げないが、誤解がある」と否定した。5億円分は借用書がないことを明かした上で「(最初に借りた)3億円の時の契約書を準用している。利子は返している」と説明した。
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朝日新聞社
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最終更新:3月27日(木)18時46分