いさぎよい【潔い】 ( 形 ) [文] ク いさぎよ・し
? 卑怯な点や未練がましいところがなく立派である。悪びれない。 「 − ・く責任をとる」 ? 汚れがない。清浄だ。 「瑠璃(るり)の浄土は−・し/梁塵秘抄」 ? 心やおこないにやましいところがない。潔白だ。 「 − ・き人の心をわれ忘れめや/新古今 神祇」 ? 清らかで気持ちがよい。 「堤より田の青やぎて−・き(凡兆)/猿蓑」 [派生] −さ ( 名 )
<滝沢中2自殺>学校側、生徒の証言で修正 父親は不信感
毎日新聞 7月20日(日)17時47分配信
岩手県滝沢市立滝沢南中学校の2年生男子生徒(当時13歳)が自殺した問題で、調査していた学校側が「いじめと疑われても仕方ない事案」と明らかにした18日夜の保護者説明会。当初「いじめは確認されていない」としていた学校側が、いじめの可能性を示唆する証言が生徒などのアンケートから出てきたため修正した形だ。一方、いじめの有無をただした男子生徒の父親(40)や他の保護者は「結果的にいじめはなかったという内容に聞こえる」と不信感を募らせ、両者の溝は埋まらないまま。父親らは第三者による調査を求めている。【安藤いく子、手塚さや香】
昨年9月に施行されたいじめ防止対策推進法ではいじめを「心身の苦痛を感じているもの」と定義。校長は説明会終了後の記者会見で、この定義を踏まえ「嫌なことを言われる、軽く頭をたたかれる、筆箱をひっくり返されるという行為は認められ、亡くなった生徒が不快に感じたと思う。ただ、苦痛を感じていたかは本人が亡くなっているため推測しかできない」といじめと断定できない理由を述べた。認定した行為と自殺との因果関係については「判断できない」とした一方、「死のうかな。電柱に首つって」など自殺をほのめかす発言を6、7人の生徒が聞いていた。
また父親に12日、「遊びの延長だった」と説明した行為について学校側は「普段から同級生と筆箱をひっくり返したり、されたりをしていたため遊びの延長ととらえた。他は遊びの延長ではない」とした。説明会終了後、報道陣の取材に応じた父親は「学校側は手短に(いじめが)あったかなかったかはっきり答えてほしかった。学校側にはもう望めないので第三者に調査してほしい」と話した。
最終更新:7月20日(日)17時47分