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統合失調症脳内でミエリン量低下!金桶吉起教授和県医大チーム解明ミエリンはリン脂質でできており予防重要

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統合失調症、脳内でミエリン量低下 和歌山県立医大チーム解明  2015/10/19 9:59         統合失調症患者の脳では、神経細胞の突起を覆うミエリン(髄鞘=ずいしょう=)の量が低下していることが分かったと、和歌山県立医科大のチームが19日、発表した。

 ミエリンは主にリン脂質でできており、神経の情報伝達を促進する働きがある。量が減ると、脳内で正確な情報伝達ができなくなるとみられ、チームの金桶吉起教授は「発症してからの治療は★難しく、早期発見や★予防に役立てたい」と話す。

 統合失調症は幻覚や妄想、★集中力低下などの症状が出て、社会生活が困難になるケースもある。

 チームは、統合失調症の人とそうでない人計約60人の脳を磁気共鳴画像装置(MRI)で撮影。一人一人同じ部位を2つのタイプの画像で撮って精度を高める処理をした結果、発症者ではミエリンの量が少ないことが判明した。量の低下は、大脳の★前頭葉と★側頭葉を中心に、従来推定されていたよりも広い範囲に見られた。

 チームによると、これまで統合失調症の一因として、脳内のミエリンの形成不全が推測されていたが、実証されていなかったという。他に、脳の神経細胞同士の情報のやりとりをするシナプスの機能不全も指摘されており、金桶教授は「ミエリンの★量だけで全て説明できるわけではなく、今後の課題だ」と述べた。〔共

脳内物質を数量化 統合失調症で医大が初 15年10月19日 19時00分[社会]わかやま新報

 

 いまなお原因不明の統合失調症について、県立医科大学(和歌山市紀三井寺)は19日、MRI画像により患者脳内の「ミエリン」量を数値化し、患者はミエリン量が低下(形成不全)していることを世界で初めて証明した、と発表した。「発症前の早期発見、早期治療に大いに貢献できる可能性がある」としている。

 

同大によると、統合失調症は約★100人に1人が発症するといわれている精神疾患の一つ。自閉、幻覚、妄想などの症状がみられる。

 

ミエリン(★髄鞘)は、神経細胞からの情報伝達を担う「軸索」を★覆い、情報伝達を促進する役割がある。同症の原因の一つとして、その★形成不全が推測されていたが、実証されていなかった。

 

研究は同大生理学第一教室、神経精神医学教室、和歌山南放射線科クリニックが共同で実施。脳のMRIで「T1強調画像」「T2強調画像」の2タイプの画像を解析したところ、画像の信号強度はミエリン量を反映し、健常者、患者とも★年齢とともに低下したが、どの年齢でも患者は健常者よりも低い値を示した。

 

特にミエリン形成不全は、大脳の「★白質」のみならず「★灰白質」にもあることを★世界で初めて示したという。

 

形成不全は発症の何年も前からあると考えられており、早期発見し発症を予防できれば社会的意義は大きいとしている。今後は、信号値に影響を与える物質の除外▽ミエリン量が低下していない同症の病態の解析▽臨床応用のための正常データ(特に若年層)の蓄積▽同症以外の脳疾患での解析―が課題になるという。

 

研究の発案などを行った生理学第一教室の金桶吉起教授、被験者データ作成などを行った神経精神医学教室の篠崎和弘教授、画像解析などを行った大学院生の石田卓也さんが会見し、発表した。

 

金桶教授は「発症してから治療するのは非常に難しい。予防できればそれほど良いことはなく、それに向けた研究に応用していける」と話した。

 

研究概要を解説する石田さん

研究概要を解説する石田さん 


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