Quantcast
Channel: 違憲下自衛隊 ⇔合法⇒菊印皇軍虎威借る狐「上官命令≒天皇陛下命令」前法2項刑法裁判⇒軍法裁判自民9条3項=後法優先削除同
Viewing all articles
Browse latest Browse all 4710

カジノ生かした観光議論 和歌山市内でシンポ

$
0
0
カジノ生かした観光議論 和歌山市内でシンポ
http://www.agara.co.jp/news/daily/?i=346041&p=more

 和歌山県内への「カジノを含む統合型リゾート施設」(IR)誘致を目指す県や和歌山市、和歌山商工会議所などは15日、同市の県民文化会館でIRについてのシンポジウムを開いた。有識者を招き、地方のIRの必要性や観光振興の在り方などを議論した。

 県や市などは、和歌山市のマリーナシティを第1候補地として誘致を目指している。IRについての考え方を示す「IR推進法」は2016年12月に成立。制度の枠組みとなる「IR実施法」案は22日開会の国会に提案される見込みで、地方に誘致可能な条件になるかが注目されている。

 カジノ文化に詳しい京都大学公共政策大学院名誉フェローの佐伯英隆さんが講演し「カジノがあるから外国人観光客が来ると考えるのは期待し過ぎであり、カジノ目当てなら外国の方が規模が大きく魅力的」と述べた。一方で、景観や体験などの観光要素に付随するものと位置付ければ選択肢は広がると説明。「観光立国、観光立県といいながら、夜に外国人観光客を楽しませる施設を造っていない」と指摘し、カジノは一つの解決策になり得るとした。

 政府のIR推進会議委員で大阪商業大学の美原融教授は、IR制度設計の方向性についての講演で「どのように規制を設け、投資誘致を図るか、適切なバランスが必要」とした。

 その後のパネル討論では、和歌山商工会議所の片山博臣会頭が「増えてきた外国人観光客をいかに地域に回遊していただき、経済活性化に役立てるか。IRは地方に目を向けてもらう観光資源の一つ。何とか造ってほしい」と期待。和歌山大学副学長の足立基浩教授も「地方では県人口増加や経済活性化が求められ、中でも観光は大事。しかし、外国人が喜ぶことをしないと世界の競争に負けてしまう。和大卒業生の雇用の受け皿としても、IRは一つの選択肢として入ってくる」と述べた。


写真【和歌山県などが誘致に取り組むIRについて議論する登壇者(和歌山市で)】

(2018年1月18日更新)

Viewing all articles
Browse latest Browse all 4710

Trending Articles