控訴審判決日!競馬脱税事件「外れ馬券」は経費か　 刑法185違法!「一時所得不徴収　⇔寺銭転尼崎へ送金」　

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　＜競馬脱税事件＞「外れ馬券」は経費か　９日控訴審判決 毎日新聞 5月8日(木)8時0分配信

「外れ馬券」が★経費に当たるかが争われた脱税事件の控訴審判決が９日、大阪高裁（米山正明裁判長）で言い渡される。

１審判決は、インターネットで馬券を繰り返し買った場合を★資産運用とみなし、
経費になるという★初の司法判断を示した。

ギャンブルも★例外的に資産運用になるのか。競馬ファンらが裁判の行方を注視している。

　【所得税法違反】の罪に問われているのは、大阪市の元会社員の男（４０）。競馬で得た利益を★申告せず、約５億７０００万円を脱税したとして起訴された。

　検察・国税当局の見解によると、当たり馬券の利益はパチンコなどと同様、
★偶然で勝敗が決まる★ギャンブルであることから「一時所得」になる。

一時所得は★その時の費用しか経費にならず、競馬の場合、★外れ馬券の購入費は対象にならない。

　しかし、１審・大阪地裁判決は、元会社員が勝敗予想ソフトを使い、ネットで大量の馬券を繰り返し自動購入した点を★例外として認定。

外国為替証拠金取引★（ＦＸ）などと同じ資産運用に当たり、その利益は、★年間を通して損益を合算できる「雑所得」と結論付けた。

　元会社員の場合、２００９年までの３年間に得た競馬の払戻金は計約３０億１０００万円。

外れ馬券を含め、その間のすべての馬券購入費★約２８億７０００万円が経費になれば、
所得は差額の★約１億４０００万円だ。

１審判決は、元会社員を執行猶予付きの有罪とする一方、この計算により脱税額を★約５億７０００万円から★約５０００万円に大幅に減らした。

　検察・国税当局の主張に従えば、元会社員は実際の★もうけ以上の税金を課せられる。

元会社員の弁護人は国税当局の★見解について、ネット経由の馬券購入システムを想定しない★古いものと指摘。

今年３月の初公判で即日結審した控訴審で、１審判決を支持する学者らの論文を提出、検察側の控訴棄却を求めた。

　これに対し、検察側は「競馬のレースの結果は★偶然に左右される。
勝ち馬券の払戻金は★偶発的に得られる★一時所得だ」と改めて主張した。

そして、この見解を支持する税法の専門家の意見書を証拠提出した。【堀江拓哉】